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ひまつぶしの湯 [大分県の温泉]

2022.7.13

九重町湯坪

300円

平日の夕方訪れた
民家の庭先にあり、看板も控えめ。完全無人
駐車スペースは2台ほど
主人の住まいと思われる母家と離れてお風呂棟が立っている

棟の中には手前から、広めの室内風呂、露天風呂、狭めの室内風呂の順に並び、空いている所に入って使用中の札を下げて中から鍵をかけるしくみ
この日は広めの室内風呂を選んだ

入るとそこで靴を脱ぎ置き、簡単な脱衣スペースとなっていて籐カゴも3ヶ所ある
箱に300円を入れる
ドライヤーがあったかは確認し損ねた

4m角のスペースに石張りの洗い場と浴槽。浴槽は底が石張り、側面は大きめの岩で2m強の角が取れた四角形
入り口の正面側の全面がガラスサッシで開放的。少し下の田んぼやその先の民家、小高い林が望める。少し南には一目山も見えた。西向きなので、夏の午後早い時間帯は日差しが入って暑いかもしれない
最初からサッシは解放されており、切妻部分もオープンな造りなので風通しが良い

浴槽には茶色の塩ビ管からお湯がチョロチョロと注がれ、温度調節用の水栓もある
変わったところで浴槽の中に直径10cmほどの塩ビ管が直立して埋め込まれそこへオーバーフローするという仕組み

壁は杉板や竹張り。洗い場は1ヶ所で水だけのカランなので浴槽から桶で汲む。シャワーはない。洗い椅子とシャンプー類が備え付け。脱衣所には木製の椅子もあった

お湯は柔らかくやや緑っぽかった

誰もいなかったので他の湯も覗いてみた
露天風呂は浴槽がやや小さめだが2方向壁のないオープンな造りで田んぼが望める。狭めの内風呂は、浴槽だけやや小さめの、かっちり囲われた空間

低料金で浴槽を独り占めできるのは貴重だ
泉温72度。単純温泉
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荻の里温泉 [大分県の温泉]

2022.3.21

竹田市荻町

400円

https://oginosato.com/spa.html

oginosato.JPG

宿泊やレストランもある施設。小高い丘の上にある。

ナトリウムカルシウム炭酸水素塩塩化物泉、源泉38度
加水無し、掛け流し、循環あり

入館すると受付があるので直接支払い、建物左に進んで浴場。
のれんをくぐってすぐに10円金属ロッカーがあり、脱衣所の中にも10円金属ロッカーが多数ある。
プラスチックのカゴが多数とその置き場。ドライヤー、飲用可の洗面台。

浴室に入ると横に広く、左手前がサウナ、右手前が洗い場、奥が内湯の構成。
サウナは6人分ほど、99度表示、テレビあり。
内湯は2.5m10mでタイル張り、その一部分として電気風呂、ジェット風呂、泡風呂、寝湯もある。

湯の色は薄い黄緑、少しベトっと肌に吸い付くような肌触り
湯温は40度ほどか
浴室に入ってすぐには塩素臭がした。
北側は全面ガラスで展望がいい。

浴室横のサッシを越えると露天風呂。2.5m4mで、4割ほどが建物から外にはみだしている
底は石板張り、側面は小さめの岩張り。湯温は39度ほどか
内湯の浴槽と水面下でつながっているのが見える
出入り口まわりのガラス面の下部は透かしのように草花がデザインされてうまく視線隠しになっている
同じ見えないにしても水垢で見えないのとは趣が全く違う

2面は内湯へ面するガラス、1面は4mの壁、残る1面が開けている。0.5mの高さで塀があるので首まで浸かるとほとんど空しか見えないが、立つと金属手すりの向こうに小さい谷を隔てて杉や民家、その先にくじゅうの山々が見える。内湯のすぐ外にはくじゅうの各ピーク名を描いた案内板があった。

洗い場は13ヶ所。シャンプー類あり。カーテン付きの1人用打たせ湯が2つとシャワーブースあり。
ジェット機の逆噴射のようなゴーという連続音が特に露天風呂でしていた。
脱衣所の扉を開けると低減されていたことから、換気システムのどこかで発生しているのだろう。

東西に並ぶ浴室は、毎日男女入れ替えされている。この日は東側に入ったが西側のサウナはミストサウナ。
レストランの食事とのセットチケットが人気のようだ。

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筋湯 岩ん湯 [大分県の温泉]

2021.7.31

九重町
http://www.sujiyu-onsen.com/hotspring/

300円

中性低張性高温泉、ナトリウム塩化物温泉
源泉76度

筋湯温泉街の打たせ湯の近くにひっそりとある。
偶数日が女性、奇数日が男性専用らしい。

受付は無人で監視カメラがあるとのこと。
開き戸を抜けてすぐに料金ボックスがあるので入れる。小銭が必要。

靴を脱いですぐに脱衣場。建物は簡単な作りで、あづまやのよう。
いくつかある木製の棚に荷物や衣類を置く。振り向くと仕切りもなく唯一の浴槽がある。半露天風呂。

半分ほど屋根がかかりその部分に2条の打たせ湯が落ちている。
浴槽は石張りで3m3mほどで打たせ湯の部分がやや浅くなっている。
建物は黒っぽい木造。谷筋に位置する筋湯温泉街の中でもさらに沢の中に作られているような立地で、シダなどの植物が周りを囲む急傾斜の斜面を覆っている。脱衣場と塀で外は見えず、2方向が斜面に面する。隣の旅館の上の方がわずかに見える。

黒っぽい浴槽をかき回すと黒い湯の花が巻き上がる。温度は41度ほど。打たせ湯は加水されて適温だが横にチョロチョロと継ぎ足されている温泉は触ってみたら熱かった。匂いや色はあまり感じなかった。

洗い場は無し。水栓もトイレも無し。椅子類もなく座るなら浴槽の縁しかない。

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ラムネ温泉館 [大分県の温泉]

ramune.JPG


2021.6.14

竹田市直入町
https://lamune-onsen.co.jp

500円

ラムネ温泉:炭酸泉
にごり湯:炭酸水素塩泉

長湯温泉の中にある温泉施設。

黒い焼杉と白い漆喰が特徴的な建物で、全体的にはコの字型。受付棟と大浴場棟を家族湯棟がつないでいる形。
受付横の券売機で買ってから渡す。ここには土産物や飲み物、観光案内などのスペースがある。いったん通り越して外に出て向こうの建物に浴場がある。

入った所で靴を脱ぎ棚に置く。脱衣所は狭め。木製棚に直に置く。貴重品は受付棟に100円返却式のやや小さめ金属ロッカーがある。頭上注意の低い出入り口の引き戸を引いて内湯のにごり湯へ。

4m8mほどの空間内はベージュ色の塗り壁で全体が覆われてまるで蔵かかまくらのよう。下の方は温泉成分で褐色になりかけている。そしてまた塗り壁のような丸く低い仕切りで、3つの3mサイズの浴槽がある。2つには源泉が注がれている。残り1つはそれらのオーバーフロー。温度は3つとも40〜41度くらいか。ベージュ色の湯。天井も塗り壁が続き形状もまたなぜこんな形になるのかという凸凹。ガウディ建築を思い起こさせる。
源泉は飲めるとのことで口に含むとまさに無糖の炭酸飲料、炭酸感以外に感じる味は温泉成分だろう。
ガラリのついた吸気窓から外気が入り反対側上部に換気扇が鳴っている。よく掛かり湯に取っ手のついた手桶があるが、ここのは手の先端がうまく曲がっていて浴槽の縁に引っ掛けられるようになっていた。露天風呂への出入り口の開口も曲線で構成されており、引き戸はあるが開け放たれていた。

露天には炭酸泉の浴槽がある。内湯から出ると、3段降りて、3m6mほどの長方形の木枠の浴槽が掘り込んである。板で3コーナーにゆるく仕切られている。ここに入るとまずはその温度にたじろぐ。32度らしい。透明。入るとみるみる炭酸の泡が全身にまとわりつく。血行が良くなるとのこと。時々太陽光を浴びたような妙な暖かさを部分的に体表面に感じたのは32度という絶妙の温度のせいかあるいは炭酸の効果か。炭酸ではない32度の風呂にはあまり入らないのでわからない。暗くなると浴槽内に2個ほどある横向きライトが、体についた炭酸の泡を銀色に光らせてとても美しい。1ミリの水銀の粒が身体じゅうに張り付けられたようになり、まるで自分のボディがアート作品になったかのような錯覚さえ覚える。顔を浸けると炭酸水を飲むときに感じる喉のチクチク感が顔面に広がる。なかなか珍しい体験。外気温が低い冬場は寒くてあがりにくいと思われる。

10m程度の広い緑の広場の先には3mほどの高さの黒っぽい塀があり外の世界は全く見えない。しかし、塀が山型に作られているので、暗くなると空の手前に山が見えているかのように遠近感を錯覚しそう。この日は露天の炭酸風呂の上に白いシートをかけて直射日光や雨を凌いであった。

外には小さいながらサウナもあり、細長い形状で6人は入れる。86度でピリピリする熱さだった。水風呂は無いが出てすぐにはシャワーコーナーが3,4個あり汗は流せる。石鹸シャンプーを使うのもこのシャワーコーナーだけに制限されているのは炭酸の効果で充分という湯主のポリシーだろう。
ブトという虫が炭酸に寄ってきて人を刺すこともあるらしいが寄らないよう可能な対策はしてるとのこと。

座って身体を洗う場所も無いしサウナにガツガツ入るという人も少なかった。この炭酸を味わう入り方がいいと思う人が来る。
聞くと家族湯にも2つ浴槽があり、大浴場のように熱めのにごり湯とぬるめの炭酸泉が味わえるそう。
座って休む椅子や段差が無かったので立って休憩した。全体的に張り紙の類いが一切無いのが好ましい。

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筋湯打たせ湯 [大分県の温泉]

2020.10.20

九重町
300円

建物前の券売機で専用のコインを買ってそれを回転式ゲートに入れて入る方式。無人。
靴を脱いで棚に置く。

脱衣所は細くて狭い。100円金属ロッカーが並ぶ。500円の大きいのもある。

引き戸を開けて浴室に入ると暗めの室内に湯気が充満しているが、窓を開けて換気はしてある。
中は14m×7mくらいの建物で、切妻作りの屋根裏まで広がる大きい一つの空間。
その8割ほどを占める大きな浴槽は縁が低くシンプル。

なんといってもその名の通り打たせ湯が特徴的。浴槽の長辺の一辺が全て打たせ湯になっている。3mの高さから肩幅で2条落ちる湯は結構な水圧。これが9ヶ所もあって壮観でさえある。足の甲に当てるだけで気持ちいい。落ち先は浴槽ではなく板張りになっているので寝転んで5条くらいは背中に受けられそう。実際そうしている人が居た。浴槽の半分にはそのしぶきがビシャビシャ届いている。打たせ湯マニアにはたまらないだろう。
洗い場は3カ所。湯はヌルッとしていて、含むと少しミネラル分を感じる。適温。

筋湯温泉街は黒川温泉に似て、谷あいの密集した温泉街になっている。行き先によっては、車で温泉の前まで付けようとせずに大きな公共駐車場に留めてから歩くのが良さそう。
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