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地獄温泉 [熊本県阿蘇の温泉]

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2014.8.26
2016.4 熊本地震により倒壊、営業休止中
2020.6 再建して営業再開との情報

 南阿蘇村

600円

 昔から何度かお世話になっているいい温泉。旅館清風荘の施設。

雀の湯、元湯、新湯、露天と種類もいろいろあって飽きない。宿泊客には家族湯もある。すべてにおいて言えることは、白濁したお湯とひなびた昔ながらの雰囲気をおそらくあえて残しているということ。電球だって白熱灯、電気配線は今時珍しい露出配線でガイシが見えているところも。

旅館の受付で料金を払う。どこに入ってもいい。

写真は露天岩風呂。源泉に一番近いので熱いかと思ったが露天なのでそこそこいい温度まで下がっている。 針葉樹の大木や木立が眺められるのに加え、女性用露天風呂「仇討ちの湯」とそこへの通路が男性用露天風呂を見下ろす高さにあって逆に覗かれてるかもというスリルも味わえる。また、脱衣所は昔ながらの木造ほったて小屋風にシンプルで風情がある。

元湯。旅館に泊まる人のメインの内湯。シャワーとボディーソープとリンスインシャンプーがあるのはここだけ。メインとは言えそれほど広いわけではない。石板張り、洗い場5人分くらい。

一番新しいという新湯。半露天で夜は薄暗め。石張り床に裸電球。3人が精一杯の浴槽。

最後に雀の湯。ここが一番有名と思われる。田の字型に丸太で仕切られた小さな湯船が数個、それぞれに微妙に温度が違う。ぬるめと看板が掲げてある浴槽へ入る。乳灰色のお湯はどろ湯とも言われいかにも効きそう。屋根はかけてあるが部分的。壁は無くかなりオープンな感じ。浴槽の底は岩やら石やらだと足裏感覚で分かるものの、段差はあるけど濁ってて見えないし、浴槽の縁の丸太もでこぼこしてたりそのあたりだいぶ無頓着。底からは直径数ミリの泡がブクブクと涌き上がり温泉気分満点。上から掛け流すのでなく下から沸き流すというのも珍しい。一応混浴露天風呂だが、女性のために夜間に女性専用時間帯を取ってある。

低張性酸性温泉。源泉は新湯で45.3度、元湯で61度。雀の湯の熱めの湯という方の看板が下がっている湯船は冗談じゃない熱さ。たった1秒だけ足を浸けただけで飛び上がり、皮膚が赤くなるような熱さだった。ここに入れる人が居るのが驚きだ。 この辺り一帯、硫化水素臭いわゆる卵の腐ったような匂いがうっすらとたちこめている。 雀の湯は写真撮影禁止だった。

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